短絡ソフトウェア ANSI / IEEE 規格 C37 & UL 489
ETAP 短絡ソフトウェアプログラムは、ANSI と IEEE 規格に基づいた短絡計算を可能にします。ANSI/IEEE 短絡ソフトウェアプログラムでは、故障点における等価電圧源 (その点の故障前の電圧) で全ての外部電圧源および機械の内部電圧源に置き換えられます。
短絡電流の瞬時値、遮断値および定常状態の値を計算するために、3 つの異なるインピーダンス系統を形成し、いろいろな保護装置に関連する故障電流責務を計算します。これらの系統は、次のとおりです。½ サイクル系統 (初期過渡ネットワーク)、1.5 から 4 サイクル系統 (過渡ネットワーク) および 30 サイクル系統 (定常状態ネットワーク) の 3 つの系統です。
ANSI/IEEE 規格では、X/R の値を計算するための R と X の系統を分離して使用することをお勧めします。X/R 比は、個々の故障母線および短絡電流に対して得られます。この X/R 比は、系統の DC オフセットを算出するための乗率を決定するために使用されています。
短絡解析ソフトウェア ANSI & IEEE ツールバー
機能の概要
- 単相 & 分電盤システムの装置責務評価
- 最大 & 最小の短絡故障電を決定
- ½ サイクル、1.5–4、& 30 サイクルの平衡 & 不平衡故障 (3 相、L-G、L-L、L-L-G)
- 瞬時 & 遮断装置責務能力をチェック
- 遮断器閉路 & ラッチ能力をチェック
- 対称または総定格遮断器を評価
- 系統 & 発電機の故障のための発電機遮断器の特別な処理
- 遮断器の開極時間による遮断故障電流責務
- 規格 & ユーザー定義可能な開極時間
- AC 減衰 (NACD) 比を自動的に含めない
- HVCB 定格の自動調整のためのユーザオプション
- HVCB & 母線瞬時責務
短絡ソフトウェアの規格
IEEE C37.04 | 補遺を含む対称電流上で定格された AC 高圧遮断器のための標準定格構造:IEEE C37.04f、IEEE C37.04g、IEEE C37.04h、IEEE C37.04i |
IEEE C37.010 | 対称電流で定格された AC 高圧遮断器の規格アプリケーションガイド |
IEEE C37.010b | 標準および緊急時の負荷電流搬送能力 |
IEEE C37.010e | IEEE C37.010 への補足 |
IEEE C37.13 | エンクロージャに使用される低圧 AC 電力遮断器のための規格 |
IEEE C37.013 | 対称電流基準で定格された AC 高圧発電遮断器のための規格 |
IEEE C37.20.1 | 金属エンクロージャの低圧電力遮断器スイッチギアのための規格 |
IEEE 399 | 電力系統解析のための IEEE 推奨事例 (IEEE ブラウンブック) |
IEEE 141 | 産業プラント用の電力分配のための IEEE 推奨事例 (IEEE レッドブック) |
IEEE 242 | 産業および商用電力系統の保護と協調のための IEEE 指針 (IEEE バフブック) |
UL 489_9 | モールドケース、遮断器、モールドケーススイッチ、および遮断器エンクロージャの安全のための規格 |
Evaluate LVCB Interrupting Capability Based on Maximum Voltage